京都洛北エリアには縁結び神社が集まっています
京都の洛北エリアは、御所より北のエリアで、古くからの神社が多い地域となっています。
京都の三大祭りのひとつ「葵祭」は、御所から下鴨神社、上賀茂神社へと行列が進みます。
貴船神社(洛北エリア)
貴船神社と呼ばれる神社は全国に450近くありますが、その総本山が京都の貴船神社です。
本宮、奥宮、結社の3つからなる神社です。
縁結びのスポットとして知られるのは結社なのですが、本宮、奥宮の後、最後に結社を参ってこそご利益があるとされています。
また、本宮と奥宮は水の神として崇められており、本宮にある御神水で占える水みくじが大人気です。
上賀茂神社(洛北エリア)
京都市左京区の上賀茂神社です。
もともとは一つの神社でしたが、8世紀後半に「上賀茂神社」と「下鴨神社」に分社されました。
上賀茂神社には、賀茂別雷大神が祀られており、厄除け、運気上昇のご利益があります。縁結びのご利益は、本殿を出てすぐの第一摂社の片山御子神社(片岡社)でいただけます。
また本殿の右手に摂社の新宮神社(貴布祢新社)が鎮座していますので、貴船の貴船神社まで行けない方はこちらをお参りしましょう。
片山御子神社(片岡社) 上賀茂神社の摂社(洛北エリア)
上賀茂神社にある片山御子神社(片岡社)は、紫式部が足しげく通い未来の結婚相手が現れるのを祈願したといわれる縁結びの神社です。
恋愛成就のほかにも、子授けや安産のご利益もいただけるとあって、多くの参拝者が訪れています。葵の葉に模した(ハート形)の絵馬が鈴なりに奉納されていました。
下鴨神社(洛北エリア)
京都市左京区の下鴨神社です。
縁結びのご利益があることで有名な下鴨神社ですが、「美人になれますように」とお願いができることでも有名な神社であります。
摂社河合神社、貴布禰神社、末社の相生社が境内にあるので、女性には嬉しいご利益が得られます。また貴船にある貴船神社まで行けない方は、こちらの貴布禰神社をお参りするといいと思います。
また縁結びだけでなく、本殿前には各干支ごとに参拝できる末社もあり、ご利益が得られそうです。そして、ここの神社で有名なのは「媛守」であり、可愛いお守りはひとつひとつ異なるので、世界でひとつのお守りを持つことができます。
河合神社 下鴨神社の摂社(洛北エリア)
下鴨神社の一番南側にある境内摂社である河合神社は、日本第一美麗神で美人祈願の神社として有名です。
「鏡絵馬」に美しくなれますようにと願いを込めて、お化粧して奉納すると美人になれるそうです。お参りのあとは、授与所横でいただける「美人水」で一息つきましょう。
相生社 下鴨神社の末社(洛北エリア)
下鴨神社にある相生社(あいおいのやしろ)は、縁結びの御霊験あらたかな社として古くから格別の信仰を集めています。
このお社の左側には「連理の賢木(れんりのさかき)」が祀られており、このご神木は縁結びのお社のご神徳のあらわれとして、2本の木が1本に結ばれ、その根元に、子どもの木が芽ばえています。
このご神木に縁結びや安産・育児・家庭円満などを祈願すると霊験あらたかと歌謡にまでうたわれていて、昔から京の七不思議の一つに数えられています。
今宮神社(洛北エリア)
平安建都以前に起源する由緒正しい木神社です。
もともとは疫神をまつり、疫病や災害を鎮めるために建立されました。
応仁の乱などで神社は焼失してしまいましたが、徳川綱吉の生母の桂昌院が復興に尽力したところから「玉の輿神社」とも呼ばれるようになりました。
参道に2軒ある「あぶり餅」も有名です。