京都洛南・洛中エリアにも縁結び神社があります
京都の洛南・洛中エリアは、御所より南のエリアで、どつらかというと寺が多い地域ですが縁結び神社もあります。
錦天満宮(洛中エリア)
錦天満宮は、京都市中京区、京の台所として有名な錦市場通りの東端にあり、天神様・菅原道真公の父・菅原是善の邸宅の跡に建てられています。
境内には末社として塩竈神社、日之出稲荷神社、白太夫神社、七社之宮が祀られています。
また、名水「錦の水」や、撫でると願いが叶う「撫で牛」も有名です。ここ錦天満宮は、菅原道真公を御祀りしているので、知恵、学問、商才、厄除け、招福のご利益が有名ですが、縁結びにご利益がある「なかよしおまもり」が女性の間で人気になっています。
二匹の蝶が飛んでいる姿を、ピンクは女性、ブルーは男性をイメージしてリボンで表したものです。これを身につけて、素敵な男性が蝶のように舞ってくるご利益を待っているそうです。
伏見稲荷大社・奥社奉拝所(洛南伏見エリア)
伏見稲荷大社は、五穀豊穣、商売繁盛などで有名ですが、実は縁結び・恋愛成就などのスポットがあります。
それは、有名な千本鳥居を抜けたところに現れる奥社奉拝所の敷地内にある、「おもかる石」です。奥社奉拝所の右奥に一対の石灯篭がありますが、灯篭の頭の部分が持ち上げられるようになっています。
願い事を唱えてから頭(空輪)を持ち上げて、想像していたより石が軽かったら願い事が叶う、想像していたよりも重たかったら願い事が叶い難い、という試し石になっています。縁結びのご利益にあやかりたい女子たちに密かな人気となっています。
伏見神寶神社(ふしみかんだからじんじゃ)(洛南伏見エリア)
伏見稲荷大社の千本鳥居を抜けていく途中右手の、登山コースのような道を登って行ったところに鎮座されています。
この神社は、「竹取物語」のゆかりの地で、全国的にも京都でも珍しい「かぐや姫」伝承があります。
社殿両脇には色とりどりの「叶雛(かなえびな)」が掛けられています。
これは、千代紙の人形に願いごとを書き入れて奉納するもので、月に帰って行った「かぐや姫」の持つ月のパワーにあやかった、恋愛・縁結びのパワースポットとして、女性が一人で訪れてお参りする、密かに人気の神社です。