出雲大社にはどんな御利益が?
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ご利益 |
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本殿内には御客座があり、天之常立神・宇麻志阿斯訶備比古遅神・神産巣日神・高御産巣日神・天之御中主神の別天神5柱の神がお祀りされています。
また中心の柱である心御柱の近くには大国主大神の御子神である和加布都努志命がお祀りされています。
縁結びの神様と言えばまず思い浮かぶのが「大国主大神」ですが、実は様々な別名(御神名)があるので、大国主大神だと気づかない方も多いようです。
大国主大神の別名
- 大国主神(おおくにぬしのかみ)
- 八千矛神(やちほこのかみ)
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 大物主神(おおものぬしのかみ)
- 大国玉神(おおくにたまのかみ)
- 大国魂神(おおくにたまのかみ)
- 顕国魂神(うつしくにたまのかみ)
また神様には和魂(にぎみたま、荒魂(あらみたま)、奇魂(くしみたま)、幸魂(さきみたま)という「四魂」があるとされます。
- 和魂は「柔和な徳を備えた神霊」
- 荒魂は「荒々しく活動的な作用をすると考えられた神霊」
- 奇魂(くしみたま)は「すべてのことを知りわきまえしむる神霊」
- 幸魂(さきみたま)は「幸いをもたらす恵みの神霊」
奇魂と幸魂は和魂から分化したものと考えられています。
大国主大神の場合、和魂は大物主神であり、と荒魂は大国玉神や大国魂神と言われています。
これほどの別名があるので、もしかすると気付かないだけで身近な神社に大国主大神が祀られているかもしれませんね。
出雲大社の参拝方法と参拝順路
二礼二拍手一礼ではなく二礼四拍手一礼です。
周りの参拝者の中には知らない方もおられるので、自信を持って出雲大社では四拍手してください。
参拝の回り方も順番があるので、これにしたがって気持ち良く参拝しましょう。
簡単に説明すると
- 第一鳥居から順に4つの鳥居をすべてくぐる
- 第二鳥居をくぐったら祓社をお参りする
- 第三鳥居をくぐったら手水舎で手と口を清める
- 第4鳥居をくぐったら拝殿にて参拝
- 神楽殿に大しめ縄がありますので、こちらも参拝
正月など特別な日には、八足門(やつあしもん)をくぐって本殿を参拝できますが、普段は本殿は参拝できませんので、門外から参拝しましょう。
<出雲大社 八足門から本殿>
<出雲大社 神楽殿>
出雲大社の縁結び口コミ・経験談
あまり褒められた事ではないのですが、既婚男性と不倫関係にある時でした。
奥様と離婚して欲しいなどと大それたことは思っておらず。ただ今の関係が可もなく不可もなく淡々と続けば良いと思っていました。
出雲大社で「少しでも長くこの縁が続きますように!」とお願いしたところ、お参りした翌年、奥様の方から離婚を切り出され離婚が成立しました。
何のトラブルもなく、この彼と結婚に至りました。実は奥様は私たちの関係に気づいていたそうです。が、既に婚姻関係は破綻しているからと、何ともアッサリと離婚され慰謝料もなにも請求される事はありませんでした。
不倫理な関係から始まった恋愛ではありましたが、結果的に思いもよらない幸せを頂く事ができました。
34歳 女性
社会人になってからは会社と家の往復でなかなか出会いや出会うきっかけなどがなく、婚活を自分なりにしていました。
婚活パーティに参加していざカップリングになっていても1、2回会って食事したりお話しして付き合いになるまでに発展することが今までなかったのでインターネットで調べて縁結びの有名な出雲大社に行きました。
その後に婚活パーティに参加するとカップリングにはなれませんでしたが、ラインの連絡先カードが封筒に入っていたので連絡して会ってみると素敵な方で彼女としてお付き合いできました。
37歳 男性
いいご縁がありますように!とお願いしました。
出雲大社に参拝した1週間後に数年前に少し素敵だなと気になっていた異性と偶然本屋さんで再会しました。
その後すぐデートに行き、数回デートしたあと3カ月後にお付き合いスタートしました。お付き合い1年後にプロポーズしてもらい、その半年後に入籍しました。
入籍後にお礼参りに再度参拝した時にはお腹に赤ちゃんが居り、その二週間後に妊娠している事が判明しました。
まさかまさかの二回もご利益があったのでびっくりしました。
31歳 女性
出雲大社の縁結びワンポイントアドバイス
言わずと知れた縁結びの神様です。
「縁結びのお願いをするとしたら、行きたいのはどの神社?」と100人に聞いたところ、ダントツで1位でした。
お参りの作法も他の神社とは異なり、「2礼4拍手1礼」となります。さらにはお正月などには、「2礼8拍手1礼」となります。
この拍手は神様への敬意を表すものなのだそうです。
また参拝の際の服装については、どの神社にかかわらず軽装はさけたいものですが、出雲大社は服装についてもやや厳格な印象です。
八足門をくぐって本殿に入る際には、禁止されている服装があるので注意しましょう。
簡単に説明すると、男性なら「ジーパン、タンクトップ、サンダル、半ズボン、素足など」。女性はそれに加えて「ミニスカート、ノースリーブなど肌の露出の多い服装」はNGです。
案外交通の便が不便なので時間にゆとりをもっていくことが良いです。前日に松江などに滞在すると良いと思います。
出雲大社を参拝するときはカップルで行くと別れるというジンクスが地元の人の間ではあります。
カップルで縁結びのお願いに行くこともないかとは思いますが、友達と連れ添っていくとか一人で参拝するのがお勧めです。
神社周辺には出雲そばのお店も多いので、忘れずお立ち寄りください。
本殿とともに参拝してほしいのが「素鵞社(そがのやしろ)」です。
こちらは大社本殿よりも強力なパワースポットとも言われています。 素鵞社は本殿のすぐ裏側にあり、八雲山から突き出るような大岩を背にお社が建てられています。
こちらには大国主大神の父親である須佐之男命(スサノヲノミコト)が本殿を背後から見守るような形で祀られています。
国譲り神話の舞台である「稲佐の浜」で砂を採り、素鵞社の軒下にある砂箱へその砂を奉納し、砂箱の砂を持ち帰るとご利益があるとされています。
大社から徒歩15分ほどかかりますが、ぜひ参拝前に立ち寄って砂をいただいてきてください。
境内には「因幡の白兎」に出てくるうさぎの小さな像がいくつもあります。
それぞれ駆けっこをしていたり、手を合わせて拝んでいたり、様々な表情をしていて、とても可愛らしいです。
見つけるたびに写真を撮りたくなるので、探してみてはいかがでしょうか。
島根県の「出雲大社」は、一畑電鉄「出雲大社前」で下車すれば、すぐ目の前が参道です。
県外からの参拝であれば泊りがけになるかと思いますが、宿泊するのにお勧めのお宿が、参道から1筋入った所にある「竹野屋旅館」です。
こちらはシンガーソングライターの竹内まりあさんのご実家です。純和風建築で、とても素敵な宿です。
出雲大社には縁結びのお守りも沢山売られていますが、数々のラブソングを作られている竹内さんのご実家に宿泊することで、更に恋愛運がアップするような気がします。
主祭神は大国主命で天照大神に国を譲り、その時の造営された宮殿が出雲大社の始まりとされているそうです。
周りには商店が沢山あり、可愛いお店も沢山あります。
また、出雲蕎麦が有名でお店が何店舗もあるので、食事をするなら出雲蕎麦をおススメです。
出雲大社の住所
〒699-0701島根県出雲市大社町杵築東
出雲大社の参拝時間
3月~10月午前6時から午後8時
11月~2月午前6時30分から午後8時
出雲大社へのアクセス
一畑電鉄出雲大社前駅から徒歩15分
出雲大社の駐車場
出雲大社の地図
出雲大社の公式サイト
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